有意義な一日を作ろう

もともとは医療の分野で、残された人生を延命のみを重視するのではなくもっと個人の楽しみを取り戻そうという趣旨の考え方であったのがクオリティ・オブ・ライフの語源です。日本語に直訳すると「人生の質」や「生活の質」となり、今では広義的に仕事やプライベートを充実させてより人生を楽しむことも意味します。

学生時代がクラブ活動やサークル活動で満たされていて楽しかった人ほど、社会人になれば時間的な制約から今までほど楽しい生活はできないと思い込んでいる人も多いようですが、一言でいってしまうと上手に時間をやりくりすれば十分に可能なことです。確かに朝から夕方までは会社に勤務し、職種によっては残業が多いことも十分にありえます。

自分の時間を持ちたい方に試してほしいのが早起き。一時間早起きしてランニングをするだけで、体も心ものびのびとしてストレスから解放され、それだけで晴れやかな気分で一日を過ごすことができます。残業して頑張った翌日は、いつもと違う高級なお店でモーニングやランチを取ってみることもおすすめです。人間は日ごろと少しでも違うことをすることで好奇心を満たすことができ、脳からも幸せ物質のセロトニンが多く分泌され、幸せな気分を満喫できます。そしてぜひ活用したいのが、最近流行りの朝活や夕活。自分の趣味であることを会社以外の人たちと学んだり語ったりすることで、人脈も広がる上に一日を有意義に過ごしたという充実感も得ることができます。